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山口県周防大島の学生たちが放置竹林を〇〇な方法で利活用し島おこし!?

お世話になっております。
MAHALOの山本です。

最近は島で竹を切っていました。

いいですね。竹を切る。

私は周防大島で飲食店以外に労働をしたことが
なかったので、こう、汗をかいて、
労働するのは新鮮でした。

竹を切ってると、島の時間の流れ方が
見えてきました。

正午のサイレンが島中に響き渡り、
それを聞いて、
草刈りをする人は
昼ご飯を食べに帰ったり、
漁師さんは仲間と
輪になって弁当を食べたり、

私も例外ではなく、そのサイレンが鳴ると
近くのセブンイレブンに向かいます。

都会の企業でも昼の放送があるところは
ありますが、

島の時間軸は島全体を包摂しており、
不思議な一体感です。

時計のない、ある意味非日常でした。

 

さて、現在私は竹を切っています。

竹切り部隊を率いています。

屈強な戦士たちの出地は様々で、
柳井や岩国、もちろん周防大島の出も
います。

高校生や大学生、社会人までもが
籍を置く竹切り部隊は
既に25名を超えました。

全員が10代、20代という驚異の若さ。

自虐するなら、「体力ある暇人集団」です。

高齢化率50パーを超える島で、
こんな集団は我々くらいのものでは・・・?

竹切り部隊を率いて、放置竹林を
利活用するために竹を切っています。

切った竹の使い道①

放置竹林を解決するぞ!と意気込んだのは
いいものの、竹を切った後の
処理が大変(竹を置くところがない)なので、
現在いくつかの方法で利活用しています。

まず一つ目は、牡蠣イカダの資材として広島の
牡蠣養殖業者へお渡し。です。

宮島付近を通ると、
見たことあるかもしれませんが、
海にたくさん浮いてるあのイカダの
資材ですね。

その辺の木でもいいんじゃない?
と思われるかもしれませんが
あれは「竹」がいいそうです。

竹はしなるので、波にいい感じに
身を任せる(?)のだとか。

ご覧の通り、非常に太く頑丈なくせに
しなるのです。

このしなる特性のせいで、
竹を切っている時に、
パァーンと飛んでくることがちょくちょく
あります。

中が空洞のくせに重いので、
普通に怪我します。

色々出荷に伴い、
条件があるのですが、
それをクリアする竹ってそんなになく、
意外と難しい。

 

業務提携してる広島の「竹屋」さんが
竹を牡蠣業者まで届けてくれます。

ちょっと話が逸れますが、
「竹屋」の代表 Mさんが
この竹切りの仕事について

「社会が嫌になった人、悪い人から逃げないといけない人、
うまく職場に馴染めない人、そういった人たちの
受け皿になればいいなと思っています」

と、そうおっしゃていました。

優しすぎるが故に、損害を被る時もありましたが、
誰でも受け入れようとした姿勢は
とても素晴らしい、高潔な態度だと感じました。

切った竹の使い道②

牡蠣イカダに使うのは、竹の幹の部分で
枝葉は全て落とします。

枝葉も放っておくとただのゴミに
なってしまうので、その部分は
竹チップやパウダーにしています。

ガンダムみたいな機械を使って
その機械の中に投げ入れたら、
綺麗なチップ・パウダーになって出てきます。

このチップとパウダーがすごくいいんですよね。

利活用しています。

粗いとチップ、きめ細やかだとパウダーと
呼ばれるんですが、
このチップには抑草効果があって、
畑に撒いておけば、雑草が生えなくなります

チップが空気中の水分や雨を吸収して、
重くなり、物理的に草が生えなくなるという、
パワープレイ。

現在は有機農家の方にお渡ししたり、
じいちゃんの畑に撒いたりしています。

もしこれが実用化されれば、
農家の方は雑草を抜かなくて済むし、
また行政が予算をつけて行う
(予算がついてるのかは知らん)
草引きも、このチップを撒くだけでコスト削減できます。

 

一方で竹パウダーは、
竹屋さんのツテを使い、
肥料の材料にしています。

まだ流通はしていないのですが、
某大学の農学部教授や
農協の方が日々試行錯誤を重ね改良しています。

既に米の糖度が増したり、作物が大きくなったり
実証されつつあるので、流通が楽しみです。

ちなみに製品名は「竹みのり」。

これ、店舗に並び始めたら是非手にとってみてください。
我々竹切り部隊の粉砕した竹がたくさん入っています。

竹パウダーっていうのは、どうやら
普通に土壌に混ぜ込んだら土壌がダメになっちゃうみたいですね。
土壌の窒素が不足しちゃうとかで。

だから竹パウダーとあるものを合体させて
竹みのりにしています。

切った竹の使い道③

ここからは、予定の話なんですが、
まず竹漁礁を作りたいです。


(釣れたての鯛を刺身にしました)

島の漁師さんがよく

「魚が減った」

と口にします。

ある日、竹の利活用についてネットサーフィンしていると
竹漁礁なるものの資料を見つけ、
作ればいんじゃね、と思いつきました。

漁礁っていうのは、
人口の魚の家ですね。

そこにナマコの卵が付着したり、
魚が住処にしたりします。

放置竹林の問題についていうと
土砂崩れの誘発遮光性が高く背の低い植物の
光合成を遮るという二点がありますが、
後者の問題は、どうやら
魚が減少している問題に直結しているようです。

そもそもプランクトンのご飯は栄養素です。

栄養素っていうのは広葉樹の落ち葉や土壌に
豊富に含まれてて、雨がそれを山から海に
運びます。

それをプランクトンがパクパク食べます。(吸収?)

魚が全国的にも減った理由は、
その流れ出る栄養素が少なくなったから。

他にも様々な問題が複雑に絡み合っていると思いますが、
その中の一つが竹林の増加、です。

竹の葉はそんなに栄養素がなく、
さらにひげ根で地表に根を伸ばします。

地表にバリアのように根をはるので、
土壌中の栄養素を吸収しないまま雨が
海に流れ出てしまって、栄養素が十分に
供給されません。

これが竹林の問題。

その諸悪の根源である竹を漁礁にして、
竹林も減らして、海には生物の住処を作れば
一石二鳥ではないでしょうか。

誰か一緒にやりましょう!

 

また話が少し逸れますが、
農家の方が言っていたのが

「曖昧な研究を振りかざして勝手に
施作をされてもテロでしかない」

ということです。

私の竹漁礁ももしかしたらテロかもしれないな
と思いつつ、竹のことを勉強します。

 

竹の利活用を進めるために

竹の利活用を進めるためには、
当然のことですが、
竹を使った肥料なり、家具なりの消費が
進まねばなりません。

これからは、竹屋さんに外の販路は任せて、
我々は島内での消費を促していきたいと考えます。

例えば竹炭を生産したり、竹で酒蒸しをする
レシピとお試しキットを販売したり、
竹林の整備についてはタケノコ狩りと称して
タケノコを掘ってもらうだとか。

私が竹を利活用しようと思った契機は祖父が

「みんな竹には困っちょんじゃ」

と言ったことからでした。

ただ手をつけてみると、
竹林はたくさんあります。
膨大にあります。

さすが県内有数の放置竹林保有地域。

でも放っておくと、いずれ
竹が基幹産業のみかん畑を侵食したり、
いや、もうされているかも?

我々は竹切り戦士たちとともに、
竹を伐採し、タケノコを毎年観光客が
取りに来て、綺麗な竹林が続く、

そんな未来を見据えながら、
明日も竹を切ります。

 

(番外編)新しい仲間

私には新しい仲間ができました。

竹切り部隊 総隊長を勤めてくれるN君です。

まだ未成年ながら看護師になるため毎日勉強しています。

「安定した仕事で早く稼いで家族に恩返しをしたい」

そう言う彼の姿は何か大地のような
暖かさがありました。

第一印象は、悪さ坊主かと思いましたが、
しっかり将来のために行動しており、
コミュニケーション力も非常に高く、
新入りの竹切りマンとすぐに仲良くなります。

仕事に対してもストイックで、
きちんとしています。

私は東京に帰らなければいけないこともあり、
現場監督を彼に頼みました。

すると

「俺、竹切りたいっす、是非雇ってください」

と思わぬ返答が。

私は今まで、あまり後輩というものを
持ったことがなかったので、

「あーこれが後輩なのかなー」

と、嬉しかったです。

すごく優しい心の持ち主だし、
初めてちゃんとできた後輩なので、
めちゃくちゃ良くしてあげたいです。

彼は週5で現場にいるので、
見かけた際は、声でもかけてあげてください。

 

今日はこの辺で。

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