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「着地型観光」と「発地型観光」を山口県周防大島の事例で見てみる

こんにちは。

山本です。

「着地型観光」と「発地型観光」の違いやニーズの変容を周防大島で解説

突然ですが、皆さんは「発地型観光」だとか「着地型観光」だとかを
ご存知でしょうか?

恥ずかしながら、僕も今日知ったんですが…

備忘録がてら、載せておきます。

「発地型観光」とは

人口の多い都市部にある旅行会社などが、
都市部のニーズを反映させたパッケージを企画し、
都会の大きな市場で販売する観光業。

例)大手旅行会社JTBの周防大島ツアー

「着地型観光」とは

観光地などの地元企業や個人が、
長年地元に携わっているからこそ、
できる企画を売りにする観光業。

例)地元の漁師さんオススメの釣りスポットに漁船でいくツアー

つまり

JTBが東京から周防大島にお客さんを発射するか、
島に来たお客さんを漁協が「海の市」で楽しませるか、

って感じです。

 

60年代〜80年代にかけての日本の観光業

この時代の観光業というのは、
事業者優位で行われていました。

 

地域は、立場が下だったと。

 

地域にとって外資の、大手旅行会社や全国展開のホテルなどが
観光地に乱立し、観光客が落とすお金は
全部域外企業、大元の拠点に流れて行く。

地域に残るのは、ゴミやトラブルばかりで、
いい思いはしなかったそうです。

そういった域外の旅行会社が提案するパッケージは
地域をよく知らない観光客に訴求力のあるものばかりで、

地域の魅力発信についてはあまり考えられてない、

周防大島で言えば、「海」「新鮮な魚」などでしょうか。

地元民、僕は久賀民なので、久賀でいうと
「引山太鼓」は、到底JTBは知らないですよね。

地元では小学生から大人まで参加して、
たくさんの地の人が見にくる文化なのに。

 

兎角、そんな感じだったらしいですよ。

80年代以降の日本の観光業

しかしその流れが変容し始めたのは、
バブル以降。

きっかけは旅行の行き過ぎで
観光客が旅行に慣れて来ちゃった。

それまではバブルなどでウハウハだったから
みんなお金持ってるし、円高も相まって
海外旅行が国内旅行よりお得に行ける時代。

社員旅行などでバンバン旅行して
ツアーリストが旅行に慣れて来ちゃった。

慣れたら、

「あれ、ワンチャンJTBに頼まなくても、旅行できるくね?」

と思った旅行中級者以上が個人で旅行するようになります。

またニーズも

「決められた旅行行程より、自分の好きなことしたい」

と変容して来て、旅行内容が十人十色に多様化していきます。

 

中には

「まだ知られてない文化を享受したい」

という人もいるでしょう。

そういった普通のパックに飽きちゃったフリー客に
目をつけた地域独自の観光パックが

「着地型観光」

な訳ですね。

デジタル化による近年の観光業

ある調査によると、というか自明なんですが、
スマホやネット環境の普及により、

「スマホで旅行商品を予約、購入」
「観光地の情報収集する」

こういった人は増加し

「電話や店頭で予約」

する人は減少しました。

 

どうやら

「紙媒体での情報収集」

は、そんなに減ってないようですが。

兎角、手軽にいつでもどこでも航空券を取れるし、
情報も収集できるようになりました。

だからそんなに予定をカッチリ決めなくても、
現地でスマホ片手に調べれば、旅行できちゃう。

僕も韓国に行った時、現地に着いてから、
ゲストハウスを探しました。

 

旅行スタイルがそういう風に変遷して来たんで、
観光業も変わりますよね。

ここからは僕の独断と偏見による周防大島での観光客の動き
を分析します。

独断と偏見に基づく周防大島の観光客(若者)の志向

現在、周防大島はインスタ映えのスポットとして
同年代の間で熱いです。

お洒落なカフェがいっぱいありますからね。

特に島出身でない同年代の中。

車の免許とったら、とりあえず山賊か
周防大島に行きます。

 

田舎の若者(周防大島周辺)

 

僕も含め田舎の若者は、都市部みたいにちょっと電車乗れば
お洒落な町がある、なんてことがないから、

ちょっと遠出してでも、
お洒落なカフェ巡りをしに行きます。

インスタでどんどん都会の流行りが
流れて来て、お洒落な背景でインスタ映えを
する芸能人の投稿を見て、

「あ、映えてえ」

と思うんでしょうね。

しかしそんなに家の周りにカフェもなくて、
旅行がてら行っとくか、みたいな。

加えて「島」という記号がいい。

「地域」だと弱いけど、「島」となると
それだけで、「行った」感覚になる。

そしてtake offで写真を撮るのが
ステータス。

その流れが安定してあるから
たくさんのカフェが今もできてるわけなんですね。

流行ってるカフェは総じて
インスタグラムをうまく使ってますし、
インスタ映えする。

そういった層を獲得するには
並みのカフェでは、もう競争には勝てないのかな
などと思います。

 

近隣県から来る若者

 

広島県民だと、普段は街で遊ぶことが多いから、
島みたいな自然豊かな場所でなおかつインスタ映えしたい、
という人が来ます。

宮島だと車で行きづらいし、
市内からだとすぐ着いちゃうから、
ちょっと足を伸ばして、
周防大島行くか、みたいな。

 

どの県からくる若者にしても、
「インスタ映え」は一つ大きなキーワード
なっています。

今では、インスタグラムのビジネスアカウントを
作ると、お客さんは
「電話番号」「住所」「メアド」「道順」など
全てが知ることができ、インスタグラム上に
誰でも店舗を持つことができるという。

若者はインスタグラム上で店舗に足を運び、
時にはタグから口コミを収集するなどして、
旅行に行く前から、トリップしています。

みんな街に行ってないのに街ブラしてるんですね。

周防大島を活性化させる為の組織「MAHALO」が着地型観光から得た知見

着地型観光のいいところは、
観光業者が地の人間ということです。

そこで島外から流れて来たお金は、
島民に流れます。

これがすごくいい。

僕はせっかくなので、
島で得たお金はなるべく島で使いたいな、と思います。

もちろん東京にしかないものとか、
友人が広島にいて、とかあるので、
無理に島で使う必要はないですが。

島から出てそばの町の柳井に食事しに行くくらいなら、
島で使う、くらいが、ちょうどいいです。

少なくとも、MAHALOの事業で上がったお金は
なるべく島で使いたいな、と思います。

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